Chianti Classico Collection
今年もやってきました。
Chianti classico Collection!
13日と14日2日間にわたって、フィレンツェのStazione Leopoldaで開催されました。
ここはワインに限らずフィレンツェでの様々な展示会場として使用される場所です。
今年は、184社が参加していました。
作っている地域により9つに分けて配置されていて、Classico, Riserva, Gran Selezioneなどがテイスティングできます。
まず入ると、チーズ、バルサミコ酢、サラミ類を味見できるコーナーが。
ワイン ティスティングの前にちょっと、味見を・・という方々でいっぱい。
そして、イタリアでいつも思うこと。
こういうように無料提供がある場合、食べ物は ”あっ” と言う間になくなってしまいます。
私も、トスカーナでしか食べられないサラミの一種フィノッキオーナをいただこうかと思い近付くと、太ったおじさま方に先を越され、そして弾き飛ばされてしまいました。
3度目のトライでやっと味わうことができたのですが、そのおじさまの一人に " まずお嬢さんが先だろー、どうぞどうぞ " と言って下さってくれた方がいたので味見できましたが、恐るべし。
ずっと待っていては永遠にいただくことはできませんでしたー。
そして残念ながら、しゃべりに夢中で写真を撮るのを忘れてしまいましたが、ここではオリーブオイルのコーナーもあるのです。
Chianti Classicoはみなさんにとって黒い雄鶏のマークでおなじみだと思いますが、このChianti Classicoのワインを作っている地域で作られているオリーブオイルにもまたこのマークが付けられて品質が保証されています。
このコーナーでは、ジェラートにオリーブオイルをかけて味見させてくれました。
トスカーナのオリーブオイルは、ちょっとピリッとした辛さがあります。
私の知り合いの生産者の方と会ったので、彼のオリーブオイルをかけてもらいました。
甘さを控えたジェラートにフレッシュなオリーブオイルの組み合わせ、ちょっと新鮮です。
お好みのかける量があるとは思いますが、美味しいオリーブオイルで是非一度試してみてください!
オリーブオイルの会社もdolceに使用したり、お化粧品に使用したり、こちらでは様々なものに使用されています。
そしてワイン。
この日の午後は春が訪れたのかと思うくらい暖かく、会場を訪れた人も多かったので2月ということを忘れるくらいでした。
一つ一つのブースはあまり大きくないので、人気のところではたくさんの人で近寄ることができません。
なので、知り合いのところと、飲んだところのないところを重点に回りました。
Chianti Classicoも規定はあるものの、地域と品種の組み合わせ、割合により当然味は変わってきます。
好みもあるので、自分好みのワインを見つけるのも楽しいです。
それから赤ワインの他に、飲めるワインも。
トスカーナ地方ではdolceでアーモンドのビスケットと一緒に提供されるヴィンサント。
このデザートワインもたくさんのところで作られています。
dolce好きな私はこのワインも大好き。
私が好きなヴィンサントの生産者の方はいらしていなかったので、他のところを回らせてもらいました。
何年か前まではよく飲んでいたのに、最近ご無沙汰していたワインをまた飲み直してみたり、新しい出会いがあったり、情報を教えてもらったり、楽しい時間でした。
Chianti Classicoのワイナリーは、アグリツーリズモを併設しているところも多々あります。
こちらにお寄りの際は行ってみてはいかがでしょう?