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Pitti ②

そして男性服の見本市に続き、6月28日から3日間開催された繊維、生地の見本市でも仕事で行ってきました。

2018年の秋冬コレクションのトレンドを見ることができます。

こちらは男性服の展示会と比べれば規模は小さいですが、会場内の展示は私個人の意見ですがとても興味深かったです。

地下の会場の真ん中には、世界各国のファッション学校の生徒が制作した糸を使った男性服と女性服がペアで展示されていたり、

奥のスペースには各テーマが設けられていてそれに沿ってのお洋服、そして生地が見れたり。そしてそのお洋服に使われた糸もサンプルとして好きな長さを取り、持ち帰ることができます。

写真奥にある糸がサンプルで持ち帰れます。

例えばこれは " Musica 音楽 " のコーナー です。鍵盤のものははっきりしていますが、他のものは想像力も掻き立てられますよね?!

とても楽しく素敵な空間でした。

各会社の出店にも様々な趣向が凝らされていて、各都市のシンボルのものをディスプレイに置いたり、こんな可愛らしいBarに見立てたものがあったり、

もちろん素敵な糸で編んだ生地や、もちろんそれで作った洋服も展示されていました。

日本の会社の方と色々なブースを回らせていただいて、たくさんのことを学ばせてもらいました。

例えば、オーガニックに力を入れていらっしゃる会社がたくさんあり、その商品が世界的にとても売れているとのことでしたが、これは食に対しても同じことが言えると思います。特にヨーロッパではオーガニック商品に敏感で購入する方が日本と比べて多いと思います。

その背景にはアレルギー体質の方が増えていることなどが挙げられるのですが、皆さんが良質で安全なものを求めていることの証かもしれませんね。

そして特にイタリアの会社の糸の質の高さや、発色の良さなども知ることができ、一消費者として何気なく商品を購入していただけでしたが、これをきっかけにどんどん糸や生地に俄然興味が湧いてきました。

そしてこの商品の裏には素晴らしい技術と職人さんがいらっしゃる、素敵な世界です。

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