Greve in chianti
こちらフィレンツェでは日中温かい日が続き、だんだん夏の陽気に近づいてきました。
新緑の季節です。
先日、日本からお越しのお客様と共に、グレーヴェインキャンティに行ってきました。
お友達に車を運転してもらい、女性5人!のおしゃべりが絶えないドライヴになりました。
午前中はまだグレーの雲が残っていたものの、午後からは晴天!
天気が良くなると、緑の映え方も一気に変わります。
まず伺ったのは、イタリアに来た当初からお世話になっている " Montagliari "
こちらはアグリツーリズモとして宿泊もでき、レストランもあります。
そしてワイン、ヴィンサント、グラッパ、オリーブオイル、お酢(バルサミコ酢と同じ製法で作ったもの。ですが、バルサミコ酢と呼べるものはモデナとレッジョ エミリアで作られたもののみなので、こちらではsalsa di mosto と呼ばれています)を作っています。
見学させていただいたヴィンサントのカンティーナでは、入るとすぐにヴィンサントのいい香りが漂ってきます。
古いものだと1962年のものもあります。
ワインと同じように、ご自分の生まれ年のヴィンサントを見つけるのも楽しいかもしれませんね。
奥には昔使われていた古い道具がある部屋に飾られていて、ちょっとした美術館のようになっています。
salsa di mostoを作っている部屋も見学させてもらいました。
こちらで古いものでは30年ものがあります。
大きめの樽から小さな樽に移し替えながら、長い期間をかけて出来ていきます。
食べてしまうのはあっという間なんですが、こういうところを見るとちゃんとゆっくり味わいながら食べなくては!と思ってしまいます。
このような古いものはサラダなどではなく、イチゴにかけたり、クリーム味のアイス、または牛肉のグリルなどに使用して召し上がって下さい。
名残惜しくも、次の場所へ。
車でちょっと移動したところにある、以前にもご紹介した " Ristoro di Lamore " へ。
安定の美味しさ、そしてスタッフの方のサービスを受けることができました。
こちらは牛肉のカルパッチョ
リコッタチーズのニョッキ、アスパラガスソース
メインでタリアータと、豚肉のフィレ肉ヴィンサントソース
手作りのポテトチップスも!
いつも新鮮な素材を使われていて美味しいけれど、最後のドルチェもたっぷりもものが来て、お腹いっぱい、大満足でした。
ちなみにこれはチーズケーキになんと!ジェラートが2段乗っています。。。
フィレンツェの街も素晴らしいけれど、郊外も本当に素敵。
空気、景色、時間の流れも違って、こちらでもまたイタリア、トスカーナの良さを再確認できます。