いんげん豆 (fagioli)

March 19, 2017

トスカーナ州では、いんげん豆を本当によく食べます。

それ故いんげん豆を使ったメニューも様々ですが、私はその中でも究極なメニューは ” いんげん豆のオリーブオイルがけ " だと思います。

良質な豆にシンプルに良質なオリーブオイルと塩、胡椒をかけて食べる。

この地域で一番有名な料理、”フィレンツェ風ビーフステーキ”との相性がいいので是非一緒に召し上がってみてください!

 

まずいんげん豆を用意しましょう。

お豆は、一晩たっぷりのお水に浸して下さい。

そしてトスカーナ風の香り付の為、少しのサルビアとひとかけらの皮付きにんにくを入れ、そして少量のお塩とオリーブオイルを少し垂らして煮込みます。

お湯が沸騰したら弱火にして、2時間ほど煮込んだら出来上がりです。

 

メニューには例えばこんなものがあります。

(前菜)

・Crostone con fagioli      いんげん豆のカナッペ    

 トーストしたパンに塩、胡椒、オリーブオイルで味付けしたいんげん豆をのせたもの

        

・Gamberi e fagioli        エビといんげん豆のオリーブオイルがけ 

  ボイルしたエビと白いんげん豆に塩、胡椒、オリーブオイルをかけたもの。

 

(パスタ類)

・Spaghetti alla barrocciaia  いんげん豆のスパゲッティ 

 

 ニンニク、唐辛子、いんげん豆 + 香り付けの胡椒のシンプルなパスタ。

 

 

 ・Pasta e fagioli        パスタ入りいんげん豆のスープ

 このスープはまずニンニク、サルビア、ローズマリーを細かく刻んでオリーブオイルで炒めます。

 そこに皮をむいたトマトを少量入れます。

 そして半分はミキサーにかけたいんげん豆、半分はそのままの形を残したいんげん豆、そしていんげん  豆を茹でたお湯を入れ、塩、胡椒  を加えて30分ほど煮込みます。

 そしてそこに茹でたパスタを入れれば完成です。

 こちらに使用したパスタはMaltagliati、生パスタをイレギュラーに切ったものです。

 最後にオリーブオイルをかけてお召し上がりください。

 辛いものが好きな方は唐辛子を浸けたオリーブオイルをかけてもいいですね。

 

(付け合わせ)

・Fagioli all'uccelletto      いんげん豆のトマトソース

 お肉やトリッパの付け合わせとしてもよく食べます。

 ニンニク、サージュをオリーブオイルで炒め、そこにトマトソース、そしていんげん豆を加えてソテー します。

 

・Fagioli all'olio         いんげん豆のオリーブオイルがけ

  冒頭でご紹介した究極だと思うお料理です!

 こちらもビーフステーキをはじめお肉の付け合わせに最適です。

 

他にもミキサーにかけ、塩、胡椒、オリーブオイルを加えて作る Purèdi fagioli にして食べることも多々あります。

 

イタリアにいんげん豆の種類は多いのですが、この数あるいんげん豆の中で最高品質のものはアレッツォのプラトマーニョという限定された地域で栽培されているfagioli zolfiniです。

この地域は標高が高く湿度が低いため、このいんげん豆を栽培するのに適していると言われています。

お値段ももちろん他よりも高く、一般によく使われる白いんげん豆の4倍から8倍以上します。

特徴は他のいんげん豆と比べて、色は黄色がかっており、小さく、皮が薄く、味が濃いです。

 (写真のスパゲッティのいんげん豆がzolfiniです)

この zolfini 、是非 fagioli all'uccelletto のようなトマトソースを使うものではなくシンプルにオリーブオイルで召し上がって、このいんげん豆の味を堪能してください!

 

 

 

 

 

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