Ristorante di lamole
よく"美味しいレストランはどこ?" と聞かれます。
Greve in chiantiで私がお勧めするレストランはここです。
Ristorante di lamole
車でしか来れない奥まった所にあるレストランなのに、いつも世界中からのお客さんでいっぱいです。
お店の方も皆さん感じがよく、テラス席からはトスカーナの風景を一望でき、休日を満喫するには素晴らしいところです。
こちらが今回いただいたものです。
まずトスカーナ州の前菜の盛り合わせ
生ハム、サラミ、ズブリチョローナ(トスカーナ州のサラミ)、ペコリーノチーズ、鶏レバーのカナッペ、トマトのブルスケッタ、アンティチョークのオリーブオイル漬け。
カナッペに使われているパンはトスカーナ州のものです。
パスタは手作り
ちょっと太いスパゲッティアッラキタッラ(spaghetti alla chitarra)のバジリコペーストソース、モッツァレッラ、ドライトマトのせ。
(このジェノバの有名なバジリコソース、お野菜のスープにちょっと入れてみたりジャガイモやいんげん豆をボイルしたものにあえてみたり、パスタ以外にも色々使用できますよ。)
こちらはチーズと洋梨のラビオリバターソース、ペコリーノチーズがけ。
Ravioli di cacio e pere、cacioはチーズのこと。
日本人のお友達がイタリアに来た時に、”洋梨のラビオリ??”と言って試す人が多い料理。
でも食べた後は、みんな気に入ってしまいます。
ワインはもちろんこの地域で作っているchianti classicoをいただきました。主にサンジョベーゼという品種の葡萄が使用されています。ちなみにこのlamole di lamoleの葡萄畑はレストランのすぐ目の前です。
ぶどう畑を見ながら飲むワイン、最高です!
そしてメインは仔牛肉のグリル野菜のグリル添え。
このお料理の名前は Lombatina di vitella alla griglia。お野菜で見えませんが、骨つきのお肉でロースとフィレ肉の両方が楽しめます。このLombatina、トスカーナはこの呼び名ですが地域によって呼び名が変わります。
こちらは豚肉のオーブン焼きポルチーニ茸のソテー添え
このお料理はRosticcianaといって、豚肉のアバラの部分を使用します。
デザートは、りんごのケーキ、バニラのアイス添えです。
クリームもたっぷり。冷たいアイスとの相性抜群!
どれも素材の味を生かしたお料理でとても美味しかった。
こちらのレストランに行っていつも思うのは、新鮮な素材を使っているということ。
私はトスカーナ州のお料理はシンプルなだけに、素材の良さとコックの腕で全て決まると思っています。
シンプルなだけにごまかしが効きません。
天気のいい日に伺えたしトスカーナ州の素敵な景色もプラスされて素敵な1日になりました!